12月、先月訪問したパン職人さんのトークイベントの際に配布されたリーフレットをみて、雲仙たねの野菜市へ行ってみました。
とあるパン屋さんのパンが出されるほか、気になるスイーツやワイン、色々な古来種の野菜があると聞いたためです。
主催者の方も、雲仙に移住してまで力を入れている古来種の野菜たち。どんなものがあるのか興味もありました。
イベント会場は、西荻窪から少々歩いた場所にある、松庵文庫。
西荻は数年前、友人のマルシェイベントなどで訪問して以来なのでかなり久しぶり。
気になるお店は、かなり沢山あるんですが・・中々来れない場所の一つです。
現地に着くと、予想より小さな建物にびっくり。庭と呼べるスペースもありません。
てっきりこちらの庭で行われている物かと・・。
もともとマルシェイベント巡りが好きだったのですが・・大体は広い公園や庭で行われるものがほとんどで、あっても建物と広場併用など。
こういった小さな戸建ての建物内のみで行われるものは初めてかも知れません。
開始時間前に着きましたが、すでに十名少々の並び

並んでいる途中にスズメの大きな人形でたね市の宣伝を行う方がいらっしゃいました。
開始時間、順番に玄関を上がり、靴を各自ビニールに入れて持ってからお目当てのお店へと向かいます。
私はまずパンを求めに行きましたが・・普通の販売ではなく、スープとのセット、イートインのみでした。
とりあえず一人分購入し、イートイン席のある二階で夫と半分ずついただきました。
パンは相変わらず、とても滋味深く深い味わい・・美味しい。
セットのスープは、味噌を使ったスープに雲仙の野菜が煮込まれたもの。とても柔らかく甘い蕪が特に印象に残りました。
さて、パンを頂いてからは他のお店とお野菜をいくつかゲットしに一階へ。
以前から気になっていた鎌倉のPOMPONCAKESさん、名前を見かけた事のあるKALPAさんの二店舗で買い物をしました。
どちらも優しい雰囲気の男性が店主。
上田のルヴァンご出身でいらっしゃるKALPAの店主さんとは小麦粉の事で少しお話しすることが出来、嬉しかったです。
お野菜は、大好きなカボチャも気になりましたが重いので〜・・
珍しそうなじゃが芋(グランドペチカ)と、美味しかった蕪(万木かぶ)を購入してみました。
家でいただきましたが、蕪はとても甘く!!じゃが芋はとても滑らかな食感に少し香るような特徴ある味わい。
POMPONさんのシフォンケーキにキャロットケーキは、しっとりなめらか、程よい甘さのとても大好きな味わい。
KALPAさんのパンも、長野の小麦の滋味深い味わいが出ていてとても美味しかったです。
残りの蕪もじゃが芋も、翌週焼くパンへ利用させていただきました。
初めての種市、西荻散策もできて楽しかったです。ただ、建物内のマルシェイベントはやはり混雑して大変ですね・・。
お野菜は好きなので、普段何気なく食べていますが・・
昔から地域で作られてきて大事にされてきた物で消えそうになっている物も沢山あるそうです。
消費者としてこういうお野菜たちにも目を向けて、生産者たちを食べることによって少しでも支援していければ良いなと思っています。