ルッツ・ガイスラー氏による、デモンストレーションの講習会で
幾つかのレシピを午前中から午後を使い、全て焼き上げていくというものです。
ルッツガイスラー氏、もともとは地質学者だったそうで
現在はお店を持っていませんが、ドイツパンに関するHPは勿論、著書が沢山。
世界中で人気のパン職人さんだそうです。
この講習会前にも、韓国などで講習会をしてきたとか・・・本当に凄いですね。
https://www.ploetzblog.de/
この日は、定番的な見た目のドイツパンに加え、菓子パン的な物や、みた事のない形のドイツパン、
様々な物をメニューに取り入れてくれていました。
ドイツパン的な手法の丸め方も目の前で見ることが出来ました!!
本人はとても簡単に行っていらっしゃいましたが、とても難しいです!!
(ドイツパン教室の先生が、隣でトライしていました)
サワー種の使い方や、ごく普通のサワーを使わないタイプのパン、
お祭りに際に食べるものやとある地域のみで食べられている物等。
湯だねの様な独特の手法を利用する作り方もあり、とても参考になりました。
次々と焼きあがっていくパンにワクワク!!
自分自身、今は単純に自家製のサワー種を継いでいるだけなのですが、
余裕が出来たら、今回習った手法を少しずつ試していきたいです。
それと今ヨーロッパでは、日本で多少話題のあったスペルト小麦よりもさらに別の古代小麦が注目されているとか。
二つぶ品種のエンマー小麦、ルテインが豊富なアインコルン小麦等・・
流石パンの本場の国、日本では耳にしたことのない小麦が人気なんですね。
果たして何年かしたら、日本にもやってくるのでしょうか??
この日配られたランチは、ルッツ氏特製バケットの様なパンでTOKYO BREADと名付けられたものが提供されました。
これに合わせるハムやチーズセットが添えられ、とても美味しくいただきました。
最後は焼きあがったパン達の撮影会や皆揃って記念撮影。
主催者の一人である森本さんの本「ドイツパン大全」に、森本さんやレシピにかかわったルッツ氏からサインを頂き大満足。
学びの機会を与えて下さった皆様、当日ご一緒させていただいた皆様、本当にありがとうございました。